アリエラ・ノミ・クー

あなたの経歴と手作りの陶器を作り始めたきっかけについて教えてください。

大学では絵画と美術史を学びました。卒業後、講師として陶芸スタジオで働く機会を得ました。粘土にすっかり魅了され、ろくろの感触も、出来上がりも、まるで魔法のように、自分の飲み物を入れるカップを作ることができました。地元の粘土スタジオで何度かレッスンを受けた以外は、試行錯誤を繰り返しながら学びました。

現在はメイン州カムデンに拠点を置いていますが、以前はどこに拠点を置いていましたか? またこの地域に惹かれた理由は何ですか?

粘土細工を始めた頃は、フィラデルフィアに住んでいました。カムデンで育った友人がここに引っ越してきて、彼とその家族を訪ねるようになり、海、湖、山、森、人々、そしてコミュニティの雰囲気にすっかり魅了されました。都会の生活から抜け出すのに数年かかりましたが、最終的にはここでフルタイムで活動するようになりました。

あなたのスタジオでの典型的な一日を教えてください。

たいていは、家で書類のやり取りや事務作業を片付けることから一日が始まります。週の初めはろくろで作業し、週の半ばは形を整えて持ち手をつけ、そして週の終わりには釉薬をかけて焼成します。作品の大きさ、複雑さ、そして乾燥時間に影響する天候によって、作業の進み具合は変わります。この工程には様々な要素があるのが気に入っていますが、乾いた粘土で作業するのが一番好きな部分です。

どこからインスピレーションを得ているのですか?

私は本や博物館で研究する古代の壺、自然、日常生活からインスピレーションを得ています。

陶芸をビジネスとして追求しようと決めたのはいつですか?

明確な転換点というよりは、徐々に変化していったので、はっきりとした時期を特定するのは難しいです。制作のための正式なスタジオがまだ整っていない頃から、陶器の注文を依頼されるようになりました。数年間は、陶器の販売と指導を両立していました。ようやく本業を辞めた時、自分のエネルギーと注意力を一つに、しかも自分が好きなことに注ぐことができたのは、大きな解放感でした。

粘土以外に何か使っている素材はありますか？

現時点では、他に何かをする時間がありません!

私は、カットの素敵なジャケット、エレガントなバッグ、おしゃれな靴など、楽しいアクセサリーを合わせたワンランク上のベーシックな服が好きです。スタジオにいないときでも、服を着るアクティビティをする傾向があり、メイン州に住んでいると、いつ古い納屋で夕食を食べたり、ビーチで岩をよじ登ったりすることになるかわかりません。そのため、高価な服や動きを制限する服は避けています。

最近旅行したお気に入りの場所はありますか?

ギリシャ！

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